海のロマンス 練習帆船大成丸の世界周航記
米窪太刀雄(よねくぼたちお)著
四六判 547ページ
定価: 3,960 円(税込4,334円)
2022年7月28日発行
ISBN:978-4-908086-16-8
夏目漱石も激賞した帆船航海記の名著『海のロマンス』が現代の言葉で復活。
注記や帆船用語の説明、図版を大幅に追加し、現代かなづかいに改めてあります。
太平洋を横断して米サンディエゴへ、さらに南太平洋から南米最南端のホーン岬を超えて、アフリカ大陸の喜望峰へ。
ナポレオンが流罪になったセントヘレナ島、
南米ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ滞在を経て、
ふたたび喜望峰経由でインド洋に出て、
オーストラリアやインドネシア多島海に寄港。
その後、太平洋を北上し故国へと向 かう、一年半近くに及ぶ大航海。
太平洋横断後のサンディエゴでの船長の失踪と航海士の不慮の死、
赤道無風帯(ドルドラム)の暑さやスコール、南大西洋の大しけ、
さらには練習生二名の死亡など、
数々の試練に見舞われながらも、総航海距離 3 万 6377 海里、 465日に及ぶ航海をやりとげる。
訪問先の風俗や社会の状況などをユーモアや自嘲、諧謔 (かいぎゃく)をまじえて独特の文章でつづった、日本人による帆船航海記の決定版。